初対面の人と話す時や人前で何か発表する時など、緊張するのもあって堅苦しくなってしまいがちですよね。
また、なめられないように過去の経歴や実績をアピールするも何となく相手と距離感を感じていまうことってありませんか?
この記事ではそんな時に是非試していただきたい、上手な場の盛り上げ方のコツをご紹介します。
では詳細をどうぞ!
親しみがもて、警戒心を解く「失敗談」
仕事ができる人や営業先で可愛がられ成果を出す人には、ある特徴があります。それは、失敗談や挫折した経験を好んで話すということ。
そういう人は、周囲から妬まれるのを避けるために、仕事の成果を自慢しないようにするだけでなく、自分がいかにドジであるかを示すエピソードで場の雰囲気を和ませ親しみやすさをアピールしています。
私が尊敬する先生や好感が持てるな、と思う人も同様です。
「私は過去にこういう失敗をしたけど、反省して別のやり方に変えたらうまくいった」という話は親しみや共感を生み、聞いている人に受け入れやすいものですね。
逆にうまくいっていることだけを話すと、どうでしょうか?
知らず知らずに自慢話に聞こえてしまい、相手からするとおもしろくありません。
なぜ、失敗談が有効なのか
ここまで、成功した話よりも失敗談を話した方が相手に親しみをもってもらえる、ということをお伝えしました。
意識していなくても、人は自分と他人を比較しているものです。自分よりも下の人物と比較することを心理学では下方比較と言うそうです。下方比較は「自分と同じだ」とか「自分の方がマシ」と思えるため安心できるのです。
なぜ、失敗談が有効なのかというと、失敗談は下方比較の効果をもたらし、相手は自尊心を保つことができるということなんですね。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
失敗談を話すことは、私もよくやっていることなんですが、失敗談を話すことで「すごいことを言わないといけない」というプレッシャーから解放されます。相手から上に見られるよりは下に見られた方が楽なんですね。
失敗談を話すと大抵、「それで?」と相手から興味をもってくれることが多いです。その時に努力したこととか、どう乗り越えてきたのかを話すと打ち解けやすいものです。
肩肘張らずに自然体で話せるきっかけになるのも、失敗談の良いところです。
今回の記事は以上です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!