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【失敗談】なぜ、中小企業診断士合格まで9年もかかってしまったのか

おはようございます!TAKAです。

今日のテーマは失敗談として診断士試験合格まで9年もかかってしまった理由を書きます。私は初受験がH23年で合格したのが令和2年。かなり時間を要しました(汗)。

結論、長期化した理由は次の通りです。

  1. 目的が曖昧
  2. 基本を疎かにしていた
  3. 勉強が作業になっていた

後悔しても時間は取り戻せないのですが、取組み方や考え方次第でもっと早く合格できたのではないかと思います。

それでは詳細に入っていきます。

失敗その①:目的が曖昧

なぜ、中小企業診断士の勉強をするのか?合格したら何をしたいのか?

お恥ずかしい話、私は目的が曖昧でした。何となく興味がある分野で勉強することで自分に良いことをしている、診断士ってカッコいいな!という程度でした。1年目はそれでも勉強を継続できたのですが、不合格が続くうちに苦しくなってきました。

次第に勉強に集中できなくなり、ついには勉強をやめて4年間受験から遠ざかっていました。

また、勉強しよう!そう思ったのは、勤めている会社に経営企画室を作りたいと具体的に自分の目的を見出したためです。人事・組織の面でトラブルや不満などがあり尊敬していた先輩や優秀な後輩がどんどん辞めていく、そんな状況をどうにかしたいと思いました。診断士の勉強をしていたので会社の問題点に気づけ、どのように問題解決するかの方向性がなんとなくわかったからかもしれません。

目的が明確になってからは、勉強するのが逆に楽しく感じられました。朝早く起きるのも苦ではありません。心から診断士になりたい、合格したら何をしたいのか、それが本当に大事なことだと身をもって体験しました。

失敗その②:基本を疎かにしていた

これも恥ずかしい話ですが、私は中学・高校と勉強をしていませんでした。どちらかというと部活ばっかりに精を出していた感じです。

そのため、経済学や財務会計、情報システムで数学の知識が必要になった際、理解度が他者よりも低かったと思います。微分ってなに?正規分布ってなに?って感じでCVP分析でも方程式を使って変動費・固定費を求めたりすることができませんでした(汗)。

これはいけない!と数学の学び直し系の本を購入したり統計の入門書を読んだりして理解できるようにしましたが、自分が思うようにはいきませんでした。いまだに数学知識の応用は苦手です。。。

失敗その③:勉強が作業になっていた

過去問を〇回転させる!私は勉強をする際、過去問を中心に取り組んでいました。

過去問をベースにすることは正しいと考えているのですが、取組み方が良くなかったです。

何回も同じ問題を解くものですから、解答も解説も頭に入っています。そのため、知らず知らずのうちに頭が楽をしてしまい、作業になっていました。負荷をかけることができていませんでした。

合格した年はそのことを反省して、過去問を解く際には関連する論点まで広げて他人に説明してわかってもらえるまで習熟することを意識しました。

最後までご覧いただきありがとうございました。

本日は自分の失敗談をまとめました。失敗は成功の元として捉えて少しでも前進していきたいものです。みなさまのご参考になれば幸いです。

それではまた!

ABOUT ME
採用人事コンサルタント 大岩貴文
大手メディアの求人広告営業を10年経験した後、経営コンサルタント唯一の国家資格である中小企業診断士の資格を取得。採用人事に強いコンサルタントとして、採用支援、研修講師、経営改善などを中心に活動中。経済産業省認定経営革新等支援機関、福岡県商工会連合会エキスパートバンク登録専門家。
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