今日は求人を出してるけど応募がなかなか来ない、とお悩みの方にちょっとしたコツや考え方をお伝えします。
皆さんも、ハローワークの求人票や求人メディアの原稿を作る時に
同じようなことを感じられたことってありませんか?
実は、応募が来ない理由は情報不足なのかもしれません。応募が少ないとお悩みの方はぜひ、参考にされてみてください。
なぜ、当たり前のことを書く必要があるのか
繰り返しになりますが、結論としては当たり前だと感じるような内容でも明確に、丁寧に書くことをおすすめします。
なぜなら、求職者の視点に立ってみると、知りたい情報が丁寧に書いてあるだけでも安心感を覚えるからです。
これって大丈夫だよね?と求職者に不安が残るよりも、ちゃんと求人情報に書いてある方が安心してすんなり応募できますよね。
求人情報は不特定多数の人が見て検討するもの。誰もが見てわかりやすい、情報が伝わる、ということが重要なんですね。
例えば、残業代について詳細を記載しないよりは、残業代支給(1分単位で支給しています)とか、月平均の残業時間が書いてある方が見てる方は安心できます。
他にも有給休暇についての文言も、9割消化しているなど、どのくらい今の従業員が取得しているかがわかると自分も気兼ねなく休める職場なんだと感じます。
だから、できるだけ当たり前のことでも明確に、丁寧に書くことが大切です。
とはいえ、福利厚生や待遇、職場の雰囲気など、アピールできる素材があるのに求人に書いていない会社はたくさんあります。私が支援をした会社でも「めちゃくちゃ良い情報なのに、なんで今まで求人に書かなかったんですか?」と思ってしまうことが本当に多い(-_-;)
そう、自社が当たり前に感じている内容にこそ、応募を集めるヒントが隠されているんですね!
当たり前が実は、強力なアピール材料になることも!?
応募が来なくて悩んでいた企業様のご支援をした中で、実際にあったわかりやすい例を紹介してみます。
ある飲食店でのこと。
そのお店は学生のアルバイトが集まらず苦労されていましたがアピール方法に変化をつけることで採用ができるようになりました。ある日、私がオーナーさんからの相談で求人情報について質問していると、こんなお話をしてくださいました。
「スタッフが食べているまかないは、お客さんに出す料理と一緒なんです。お客さんにどんな料理か聞かれた時に説明できるようにって、でもこんなこと他のお店も同じでしょ?」
いやいやいや、めちゃめちゃ良い情報じゃないですか!僕の奥さんがバイトしてた焼肉屋さんはカレーばっかりでしたよ(笑)
お客さんと同じ料理をまかないで食べれるってだけでも十分、他のお店と違うアピールができますよ!
その後、実際に求人の訴求を変化させると反応が出てきました。
これは一例ですが、このように自社が当たり前にやっていることの中に自社らしい訴求ができるネタが隠されています。
それともう一つ!重要なことをお伝えします。
それは・・・
アピール上手な会社は求職者目線で考えている
そうです!アピールが上手な会社は求職者目線で情報発信をしています。
会社側からの目線でなくて、あくまでも求職者がどのように感じるか、不安なところはないか、チェックしているんですね。
よく商品開発でも売り手が作りたいものを提供するのか、買い手のニーズを把握して市場が求めているものを提供するのか、という視点の違いがありますよね。ようはプロダクトアウトかマーケットインという話ですが、求人情報でも同じです。
こんな情報まで書く必要あるの?と仰る会社は経営者の意識が高いんだと感じます。
そんな会社に限って、話を聞いていくと良い情報がたくさん出てくるものだから面白いものですよね。
参考になったと思われた方はぜひ、アピール上手になれるように求人情報の見直しに取り組んでみてくださいね。
あとがき
いかがでしたでしょうか?今回の記事は以上です。
ずっとブログ投稿を休んでいたので今回が久しぶりのブログ投稿でした。
書きなさいよ!と叱られることはないので思う存分お休みしてしまいました(笑)
見てくださった方の中には「逆に何がきっかけ?」と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね(笑)
今度こそ継続できるように頑張ります!
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