「仕事ができる人って、普段どんなことを考えているんだろう?」
「なんで自分は成長している実感がわかないんだろう?」
こんな疑問を持ったことはありませんか?実は、できる人とそうでない人の違いは、スキルや努力の量だけではなく、“考え方”にあるんです。
考え方ひとつで人生は変わる、とも言いますよね。具体的にどんな違いがあるのでしょうか?
できる人は、成長をポジティブに捉え、変化や失敗も学びに変える「マインド」を持っています。反対に、「できない人」は変化を避けたり、失敗を怖がる傾向があるんです。
今日はそんなできる人とできない人の違いをテーマにした書籍、マインドセット「やればできる! 」の研究を取り上げます。
できる人は「しなやかマインドセット」を持っている
仕事で結果を出してる人って、実は最初からスムーズに進んでるわけじゃないんですよね。そういう人たちは、失敗やつまずきを「次につなげる考え方」、つまり「しなやかマインドセット」を持っているんです。
これが、できる人とできない人の大きな違いなんです。
一方で、「できない人」が陥りやすいのが「硬直マインドセット」です。これは「自分はこの程度の能力しかない」と決めつけてしまう考え方で、失敗すると「自分の価値が下がる」と考えがち。その結果、挑戦や変化を避けてしまい、新しい経験や成長のチャンスを逃してしまいます。
この2つの違いが、最終的な結果に大きな差を生んでしまうんですね。
できる人になるための第一歩!は「やってみる」
決して私は「できる人」ではありませんが(笑)。過去のことを振り返ってみると、自分も「やってみる」ことでしなやかマインドセットが育ってきたんだなと思う場面がいくつかありました。少し私の実体験をご紹介します。
300件の新聞配達をしながら学校へ通っていた頃
実は学生時代、新聞奨学生として毎日300件近い配達(朝刊・夕刊)をしながら学校へ通っていました。最初は、配達ルートやポストを全部覚えられるのか不安でいっぱい。でも、毎日やっていくうちに自然と覚えられて効率もアップ!「やってみると意外と慣れるもんだな」と、この時実感しました。これが今思うと、しなやかマインドセットの始まりだったかもしれません。
営業でダメ元の挑戦が大きな契約につながった時
営業の仕事をしていた時は、思うように売上が上がらず悩んでばかり。でも、「どうせうまくいかないなら、思いきって!」と、有名な飲食店の本社にダメ元で営業してみたんです。結果はまさかの契約成立!これで売上が倍になったんです。この経験から「失敗しても、やってみると意外な結果が待っているかも」と思えるようになりました。
何度も不合格を経験してようやく掴んだ中小企業診断士資格
中小企業診断士資格に挑戦し続けて9年、何度受けても落ちてばかりでした。でも、やっぱり諦めたくなくて、地道に続けてきたら最終的に合格!この経験から「しなやかに続けると、ちゃんと成長できるんだな」と実感しました。合格までの道のりが長かった分、得るものも大きかったです。
できる人のマインドを育てるための3つのポイント
では、どうやって「しなやかマインドセット」を育てるの?というところですが、私なりに考えた簡単に始められる3つのポイントをお伝えしますね。
まずは小さな挑戦から
何事も一気にやる必要はなし。少しずつ、できそうなことから挑戦してみると、無理なく変化に慣れていきます。
失敗しても、そこから何か学んでみる
失敗しても「次はどうすればいいかな?」と考える癖をつけると、失敗がどんどん成長の糧になります!
目の前の成長に目を向ける
「結果」だけに焦点を当てるのではなく、「今どれくらい成長できているか」に意識を向けてみてください。少しの変化でも成長を感じられると、モチベーションが保ちやすくなります。
まとめ:できる人になるために
「できる人」と「できない人」の違いは、どれだけ柔軟に考えられるかかもしれません。挑戦や失敗を重ねていくうちに、少しずつ成長できるものだと、自分も体験を通じて学んできました。あなたも考え方を少し変えるだけで、「できる人」への一歩を踏み出せるかもしれません。ぜひ考え方を前向きにしていきましょう!
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