突然ですが、みなさんは魅力的な自己紹介文の方法があることをご存じですか?
自己紹介文ってあまり使わない、という方も多いかもしれません。
必要になってきますよね。
せっかくなら、読んでくれた相手に面白いと思ってもらえたり、好感をもってもらいたいもの。
今日ご紹介する「ストーリーテリング」は、そんな時に知っておくと、とても役立つテクニックです。
ただ何となく作る自己紹介文よりも、型に沿って作るだけで誰でも簡単に、魅力的な自己紹介文を作ることができます。
是非、最後までご覧くださいね。
それでは、詳細をどうぞ!
ストーリーテリングとは~相手を引き込むテクニック
ストーリーテリングとは、物語を語って伝えることです。ただ単に情報として相手に伝えるのではなく、抑揚をつけて物語として相手に伝えることでグッと相手を引き込むことができます。
理由は単純、マンガや映画なども然り、人は物語が好きなんです。
ストーリーテリングの型を図に表すとこんな感じです。
まずは失敗から入り、小さな成功へ。
そして、大きな挫折体験を赤裸々に書きます。
次に、その挫折を乗り越えて最終的には大きく成功した、と話しをつなげます。
どうでしょうか?この型に沿って考えれば簡単に物語を作れそうじゃないですか。
ポイントはやはり、失敗や挫折を語るということ。
あまり良いことばかり書くと自慢話になってしまうので注意が必要ですね。
それでは、自己紹介でストーリーテリングのテクニックを使うには、具体的にどうしたらいいでしょうか。
魅力的な自己紹介文をつくるには~自己棚卸し
ストーリーテリングの型に沿って、自己紹介を作るには当然、ネタがないと作れませんよね。それもオリジナリティがあるものが必要です。
では、オリジナリティがあるネタって、どう見つけたらいいでしょうか?
それはWEBでも本の中でも他人でもなく、自分の中にしかありません。
自分自身の体験・経験こそが紛れもないオリジナリティなネタです。
だから、面倒でも自分自身の棚卸しをすることが魅力的な自己紹介文をつくる一番の近道です。
おすすめは、小さい頃から現在までを一定の期間に分けて紙に書き出すこと。
自分と向き合ってコツコツ書き溜めると、後で自己紹介文以外にも色々と活用ができるので是非、取り組んでみてください。
自己紹介の例
では、私の例ですがストーリーテリングを使う前と後の自己紹介文です。
ストーリーテリングを使った自己紹介文
1986年生まれ、熊本県出身。福岡の服飾専門学校を卒業後、紳士服専門店に入社。関東や関西の店舗で3年ほど勤務するも、お客様の来店を待つ「待ち」の営業が合わず、転職を決意。
退社後は福岡に戻り、西日本最大規模のリクルートトップパートナーに就職。求人広告の企画営業に従事し、3年でトップ営業に成長。新規営業目標達成や年間経営目標達成など、数々の営業実績を上げ、版元のリクルートジョブズ社から表彰を受ける。
その後、営業力を見込まれ、入社5年目から札幌営業所の立ち上げ責任者に任命される。しかし、マネジメントがうまくいかず、営業所を立ち上げ1年後にはメンバーの離職が相次ぎ、業績不振に陥ってしまう。自身も過度な働き方により、体調不良で入院することに。
入院中に自身の至らなさを反省し、本やセミナーでマネジメントを貪欲に学びはじめる。現場に復帰後は、学んだことを実務で取り込み、メンバーの成長支援を重視したマネジメントを実践する。
1年後、業績は右肩上がりに推移し、年間売上約1億3,000万円の営業拠点に成長。平均月売上約3倍の拠点単位の最高売上記録も樹立。社内評価では全11チーム中、ランキング1位になり、経営層や管理者層からチーム運営の成功例として認知される。
また、マネジメントを学ぶ過程でリーダーは経営についての体系的な知識が必要であると考え、中小企業診断士の資格取得を決心し学習を開始。試験は2年目の令和2年度に合格。
2021年7月から福岡本社へ異動後は、営業戦略チームに配属となり、新商品開発や新事業開発、WEBマーケティン責任者を兼任するも、自身のやりたいこととのギャップを感じ、中小企業の経営を支援する診断士として独立を決心する。
最後に
いかがでしたでしょうか。
ストーリーテリングはちょっとしたテクニックですが、結構役に立つテクニックだと思います。
自己紹介の他にも、セールスコピーでも使えるので応用できると良いですね。
今回の記事は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました!