こんにちは!TAKAです。
今日は部下を持って間もない方やプレーイングマネージャーとしてチーム運営をされている方達に向けて仕事の任せ方をテーマに書いていきます。
突然ですが、こんな悩みはありませんか?
- 「メンバーに仕事を任せたいけど、任せられない・・・」
- 「自分の仕事が多くて、メンバーに割く時間がない・・・」
実は私も5年前に営業のチームリーダーを任せてもらえることになったのですが
リーダーの役割を全然わかっておらず、仕事の質・スピードが落ちることを恐れて
メンバーに仕事を任せることができませんでした。
自分で仕事を抱え込んでしまった結果、体調を崩し入院してしまったこともあります。
メンバーとの関係性も良くなく、チームの雰囲気も居心地悪いものでした。
今回の記事では、私の失敗を糧に仕事の任せ方で重要な考え方や具体的なやり方を紹介します。この記事を読むことでメンバーに仕事を任せるられるようになるヒントが得られるかもしれません。
是非、最後までご覧いただけると幸いです。
それでは詳細にまいります。
任せ方のコツ:考え方を切り替える
チームリーダーや管理職に昇格する時は大抵、個人の成績が良くて次のステップとしてチームを受け持つという流れがほとんどだと思います。私の場合もそうで、営業として成果が出始めて仕事が楽しい!と思えていた時に突然新しい拠点の立ち上げを任されました。
「是非!やらせてください!」っとその場で答えたものの、その時はチーム運営で苦労するとは全然想像できていませんでした(汗)プレーヤーとしての能力と管理者としての能力って全く違うのに・・・
私の場合、考え方から変えていく必要がありました。
- メンバーに仕事を任せないとメンバーが成長する機会がなくなる
- 自分は人の2倍も3倍も仕事ができるわけではない、凡人である
- 仕事の質は大抵は6割で上出来とみなす
それぞれどのような考え方なのか、解説していきます。
任せ方のコツ:3つの考え方をおさえる
- メンバーに仕事を任せないとメンバーが成長する機会がなくなる
リーダーの重要なミッションとして人を育てることが挙げられます。
今の自分が仕事を覚えたのは何をしてきたからでしょうか。当然仕事を任せてもらう、または自分で獲得してきたから仕事を覚えられたのだと思います。
今度は自分がメンバーに仕事を与えて鍛える番です。いつまでも自分が仕事を手放さないとメンバーの成長機会がなく、チームとして成長はなしえません。そんな風に考えると任せやすいですよね。
- 自分は人の2倍も3倍も仕事ができるわけではない、凡人である
私は多少なりとも自分がプレーヤーとして成果を出せていた方だったので、何をするもメンバーよりも自分の方が仕事ができると勘違いしていました。プレーヤーとして自信を持っている方が陥りやすい落とし穴だと思います。
よく考えてみると、自分の時間や体力には限界があります。消耗しきった時に仕事をしたとしても全く疲れていないメンバーと比較すると質やスピードは後れをとります。頼った方が質もいいですしスピードも早いです。それなら積極的に仕事を任せて、本当に重要な仕事に自分の能力を活かした方がずっといいですよね。
- 仕事の質は大抵は6割で上出来とみなす
仕事の品質についても変なこだわりは不要です。そういう私も昔は仕事の品質に関してはうるさい方だったのですが、今では大体6割で上出来とみなしています。
仕事の手を抜け、ということではもちろんないですが、自分のこだわりでメンバーを追い詰めないようにしないといけません。仕事にも優先順位と重点があるので些細なことまで品質高く対応する必要はありません。
任せ方の要点
それではメンバーに仕事を任せる際に気を付けるべき要点です。
- 期限を伝える・了承を得る
- 優先順位を伝える
- 依頼する背景を伝える
- 要求レベルを伝える
上記4点が気を付けるポイントです。
例えば、提案資料をメンバーに手伝ってもらうシーンでは、
「A社との商談で〇〇が最近の効果が高いことをアピールしたいから、そのためのデータを探して明後日までにまとめてほしい。企画書は自分で作成するから加工はしなくていいです。ただ、〇〇さんがやっているB社の仕事よりも優先させてください。」
こんな感じです。
どれも大事ですが、背景を話すことと要求レベルを伝えることはメンバーの納得感を得るには必要な項目なのでおさえていきたいところです。
背景がわかるだけでも逆にメンバーから「それならこういうのはどうですか?」など意見をもらえることもあります。
要点をおさえるだけでグッと仕事がスムーズにまわるのでチームの雰囲気も良くなります。是非お試しください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今日は仕事の任せ方についてコツや考え方のご紹介でした。
またチーム運営で学んだことをテーマに書いていけたらと思います。
それではまた!