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もったいない!損する求人原稿のNG例

たか
たか
こんにちは。採用に強い中小企業診断士のたかです。今日は損する求人原稿のNG例をテーマにお話しします。
社長さん
社長さん
もったいないって言われてもねぇ。なんか損することってあるの?
たか
たか
そうですね。細かい部分ですけど、書き方で損をしてしまうとせっかく良い条件でも他社に見劣りしてしまいますよね。盛りすぎはいけませんが、基本を押さえて魅力的に見せることは大事なんですよ。

今日は少し細かいかもしれませんが、求人募集をする際に知っておいて損はない内容です。「求人を出しているけど効果がないから見直したい」「求人票の書き方が分からない」そんな方は是非、最後までご覧ください。

それでは中身に入っていきましょう!

給与表記は基本給?それとも額面?

まずは、一番もったいないケースが多い給与の書き方です。みなさんは、給与部分は基本給で書いていますか?それとも額面給与?

結論、求人原稿を書く時は額面給与でOKです。

ハローワークは基本給と手当を分けて書く必要がありますが、有料の求人メディアやindeedでは額面給与で表記しましょう。

額面給与とは、会社から支給されるお金の総額のことです。基本給と固定的に支給される手当を足した金額が額面になります。

ここで注意が必要なのは手当が必ずしも固定的に支給されない場合は、額面給与で表記してしまうと求職者に誤解を与えてしまう可能性が高いことです。

例えば、目標達成した時のインセンティブは達成しないともらえないですよね。だから、インセンティブ込みで額面給与とするのはだめです。

給与金額は最も求職者の注目を集める部分といっても過言ではありません。

額面給与と手当の内訳、年収モデルなど給与情報はとにかく細かく書いてあげると求職者により伝わりやすくなるので可能な限り情報を書いてあげましょう。

週休2日制と完全週休2日制の違い

次は、お休みについての表記です。

ここも細かいですが本来、完全週休2日制なのに週休2日制としていると、見た目もったいないですよね。

みなさんは週休2日制と完全週休2日制の違いってご存じですか?似てるから一緒じゃないの?と思われるかもしれませんが実は違うんです。

まず、週休2日制の定義は、一般的に1ヶ月の間に2日休みの週が少なくとも1回はあり、それ以外の週は1日以上休みがあるということです。

例えば、1週目のお休みが2日あり、他の2~4週は週1回しか休みがない、そんな場合でも「週休2日制」となります。

それに対して、完全週休2日制は、年間を通じて毎週2日間お休みがあるということです。

全然違いますよね(笑)。

お休みの情報も求職者にとって関心のある項目です。ここもしっかり適した表現をすることと、年間休日数を書いてあげるなど配慮をした方が分かりやすいですね。

交通費支給は規定支給?それとも全額支給?

最後は交通費支給についての書き方です。

まず、交通費支給の方式としては3パターンあります。

  • 全額支給
  • 一部支給
  • 一律支給

全額支給は、通勤にかかる費用全てを支給するもので、従業員負担は0円なので従業員の目線に立つと喜ばしいですが、企業側は負担が大きいです。

そのため、「1日500円まで」「月2万円まで」といった一部支給や日や月単位で決まった交通費を全従業員一律に支給する方式がとられていることが一般的です。

交通費全額支給!と訴求できればアピールになりますが、一部・一律支給の場合は、求職者にわかるように条件をしっかり明記してあげましょう。

車での勤務が多い場合は、駐車場の有無も書いてあげると親切ですよね。

あとがき

いかがでしたでしょうか。今日の記事は以上です。

みなさんはストレス解消するとしたら、何をしますか?

私はというと、サウナに行きます(笑)。人によって答えは様々と思いますが、私はサウナが一番ですね。「ととのう」ってやつです。

ピーク時は週3ペースで通うほどハマっていましたが、今は月1回行けるかどうかです。サラリーマンだった頃は人間関係で悩むとサウナに駆け込んでいました(笑)。いつかのんびりサウナ旅(サ旅)にでも行きたいですね。

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ABOUT ME
採用人事コンサルタント 大岩貴文
大手メディアの求人広告営業を10年経験した後、経営コンサルタント唯一の国家資格である中小企業診断士の資格を取得。採用人事に強いコンサルタントとして、採用支援、研修講師、経営改善などを中心に活動中。経済産業省認定経営革新等支援機関、福岡県商工会連合会エキスパートバンク登録専門家。
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