資料作成をしている時に「」で囲った部分を、太字で強調したい時ってありますよね。
少しくらいなら一つひとつ、手作業で済ませれますが、ボリュームのある内容だと時間も労力もかかってしまいます。
今回ご紹介する置換テクニックは、その作業を数秒で済ませられます。
「」部分を太字にする、という以外にも色々なケースで応用がきくので是非、最後までご覧になってくださいね^^
それでは詳細をどうぞ!
まずは置換のダイアログを表示させる
今回は、架空の勉強会資料を題材にしています。
上記のように、文章内のところどころに「知的財産権」など「」を使っているのですが、仕上げをする際にもっと強調したいので、文章内すべての「〇〇」を太字にしていきます。
それではまずは、置換のダイアログを表示させましょう!
「ホーム」タブの置換をクリックします。
そうすると、置換のダイアログが表示されます。
表示されたら、赤枠で囲ったオプションをクリックしてください。
実は、このオプションがかなり便利なんです!
では早速、詳細設定に進みます。
ワイルドカードを使って検索文字を指定
今回、やりたいことは、文章内すべての「〇〇」を太字にすることです。
では、検索する文字列の欄にはどう入力したらいいでしょうか?
「」内の文字はそれぞれ違うため、一つひとつ「」内の文字を入力して置換していくのは骨が折れますよね。
そんな時に便利なのが「ワイルドカード」です。
ワイルドカードは、任意の文字を指示するための特殊な記号のことです。*や?を使うことが多いのですが、簡単に今回のケースで解説すると、「*」と入力するだけで「」で囲んだ文字列、とソフト側が認識してくれます。
ワイルドカードの指定はチェックボックスをつける必要があります。
検索する文字列の下にオプション:ワイルドカードが表示されました。
先ほど解説した「*」を入力したら、検索する側の設定は終了です。
置換後の文字列はオプションのフォントで設定
次に、置換後の文字列の設定です。
こちらもオプションで設定していくのですが、入力欄には何も入力しません。
書式のボタンをクリックすると、フォントや段落などの項目が表示されます。今回は、フォントを選択して、スタイルのプルダウンから太字を選択します。
太字を選択してOKをクリックしたら、これで置換後の文字列についても設定が完了しました。
それでは実行してみましょう!
すべて置換をクリックすると、12件の項目を置換してくれました。
実行後の結果
ちゃんと置換がうまくいったかチェックします。
数カ所確認しましたが、無事に「」内の文字含めて太字になっていました。
これで今回の目的は達成できました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、置換のテクニックを共有しました。
置換ってオプション設定まで使いこなせると、できることがかなり広がります。是非、文字を太字にする以外にも色んなケースで試してみてくださいね。
今日の記事は以上です。
ご覧いただき、ありがとうございました!